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入院中の読書を紙の本でするメリットとデメリット

入院中に読書をするなら、紙の本か電子書籍のどちらがいいのでしょうか?
今回は紙の本のメリットとデメリットについて整理してみます。

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まず最初は紙の本についてです。ネットやゲーム、電子書籍がなかった時代は本・TV・ラジオが入院時の暇つぶし方法としては王道だったようです。
なかでも本は、入院のお供として最も歴史が長いメディアです。


【紙の本を入手するルート】

家族や友人に買ってきてもらうか、自分がネット通販したものを運んでもらう。
これはオーソドックスな方法です。
ただし相手の都合や在庫によってはうまくいかないことも。
人に見られたくない本(悩み事についての本など)の場合は、ネット通販したものを包装ごと運んでもらうなど工夫が必要です。ブックカバーも必要になるかもしれません。

自分が病院内の店に行って買う。
入院したところに書店やコンビニが入っていれば、そこで販売しているものを買えます。
そこにない本を取り寄せが可能かどうかは店によります。

自分がネット通販したものを病院内の自分宛てで受け取る。
通販の受け取り場所を病院にできるかどうかは、通販業者と病院に確認してください。
OKが出たら、病院の住所と「○○病院○○科○○病棟○○号室」など、通販の配達先をどう書けばいいのかも聞いてから注文しましょう。

自分がネット通販したものを病院内のコンビニで受け取る。
たとえばスマホを使ってAmazonで買ったものを病院内のローソンで受け取る、という方法です。
本だけではなく、入院に必要な生活用品までこの方法で通販している人を見たことがあります。
通販業者によっては病院内にあるコンビニチェーンに対応していないことがあるので、必ず確認してから注文してください。大手チェーンでも提携していなくてNGなことがあります。
なお受け取り時に、本人確認のため身分証明書を求められる可能性があります。
また通販での買い物は、双方の業者が対応していれば病院内のコンビニでの現金決済可能です。
店によってはAmazonギフトカードなどネットショッピング用プリペイドカードも買えて便利。

 

【入院先における、紙の本のメリット】

充電する必要がない。
電源を使うと時間あたりの料金がかかる病院もありますし、電源が遠くて使いにくいのに延長コード使用不可というところもあります。
そもそも電子機器でなければ電源問題はありません。

落としても壊れない。
狭いベッドでの入院生活では、物品の落下が起きやすいです。
読書しながら寝てしまい、気がついたら床の上に…ということも。
破損の心配がないのは気が楽です。

盗難されにくい。
本は電子機器ではないので転売しても価値が低く、盗難のターゲットにされにくいです。
入院時に看護師さんが「病院に入り込む泥棒はお財布と、換金目的でノートPCなどの電子機器を狙っている」と教えてくれました。
病院での盗難はよくあるようで、電子機器は常に鍵つきの貴重品ボックスに入れておくか、持ち歩く必要があります。
その点、紙の本はビクビクする必要がありません。特別な本でなければ盗まれても価格は知れてますし。
読書の最中にいきなり検査に呼ばれたりトイレに行きたくなったとき、毎回ガチャガチャと貴重品ボックスを開閉せずにすみます。

 

【紙の本のデメリット】

体勢の問題。
開いて読む体勢を維持できるかどうか?片手で読むのも楽ではありません。
大きな本、重い本になると寝ながら読むのがきついことも。

かさばる。
沢山読みたい場合、次から次へと本が積み上がってしまうので物理的に場所をとります。

他人の目に触れる。
何を読んでいるかあまり知られたくないとき、カバーをつけたりちょっとした工夫が必要になります。
たとえば病気や病院に関する本や悩み事の本などは、看護師さんに見られたら気をつかわせてしまいそうな感じもしますよね。

 

次は電子書籍の場合です。

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